幸せなひととき

日本の労働市場~FTA交渉~

  2004年11月20日付 朝日新聞 1面  
 2006年度からフィリピンからの看護師・介護師受け入れへ
 この問題、みなさんいかがお考えでしょうか?
 
 私は、やはり、世の中、自国だけで全てを賄う時代ではなく、もっと世界に門戸を広げるべきという潮流がある以上、やむなしと思います。

 しかし、この問題、あまりにも問題が山積みな気がしてなりません。

 フィリピン政府は外貨獲得のため、受け入れ人数に制限をかけられてくないとしている。確かに財政難で苦しむ政府にとって、海外に出た労働者の本国送金額年間60億ドルは魅力的で、外貨が財政にとって重要な位置を占めるのは理解できる。しかし、外貨に気をとられていて本当に良いのか?
 フィリピンでは、看護士・介護師が英語圏の国々に働きに行ってしまうため、人手が足りず、医師が看護士資格を取り直す逆の現象が起きていたり、マニラのある病院では患者100人に対し、看護士1人であったり、医師が36時間交代で働いているのが現状だ。

 一方、日本の労働市場の問題もある。今のまま外国人受け入れが解放されれば、他の就業機会を減少させたり、自国民と外国人の労働市場の二重構造化問題が引き起こされたり、賃金格差で自国民の失業率が上がったりするのではないか、外国人の社会費用の問題はどうするのか、治安や入国管理問題はどうするのかなど山積みである。

 そして、この看護士受け入れに対して、日本側は人出不足の医療の現状から推し進めているが、従来の工業製品や農作物とは種類が違うことももっと留意すべきではないか。日本側は日本語の習得を条件に入れているが、医療現場において「習得」という段階でよいのかも気になる。私は、政府の課している「日本語検定2級」レベルがいかほどか分からないが、医療や介護には検定では補えないものがあるのではないか。
私は、医学系に進学しているわけでなく、医療現場に立ち会う経験はないので、説得力ある発言は悲しいことにも出来ない。しかし、病気を治すという技術面はさることながら、患者を心理面で支えるということが何より現場で必要なのではないかと推測する。
 したがって、検定では計り知れない、その地域の文化であったり、方言を理解する力も求められるのではないか。

 この問題山積みの現状の中、日本はFTA交渉が世界に乗り遅れているという理由で急速に推し進めてよいものなのか。改めて考えたい......。

 知識不足の見解を許してください(>_<)。意見あったらどうぞ♪

 以上、つぶやきのコーナーでした☆
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by cocomopinacolada | 2004-11-23 00:31 | つぶやき~変わりゆく世の中~
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